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農政.農協ニュース |
事業理念と日常業務を結ぶ「私たちの道しるべ」を策定 |
協同組合理念「相互扶助」とJA共済の使命を達成するために ◆理念・使命と日常業務を結ぶ架け橋に JA共済連は平成12年に全国一斉統合を実現してからまる6年が経過した。この間、各種の制度的な面では整備が進んできているが、職員の意識面まで含めて1つの組織になったかというと、本部ごとの歴史や職場風土の違いがあり、まだ「なりきれてはいない」といえる。精神的な面も含めて1つの組織となるためには、「仏はできた」のでそこに「魂をいれ」全職員の意識のベクトルを一つの方向に合わせていくことが必要だといえる。 ◆人に尽くし、心を尽くすことを根本的な精神に この「道しるべ」にはキーワードとして、樹木にたとえれば大地・土壌にあたる「共通の価値基盤である私たちの原点」としての協同組合理念とJA共済の使命があり、そこに根ざす根や幹にあたる「共通の価値基盤に根ざした根本的な精神」として、「貢献」と「誠心誠意」の二つがある。 ◆ボトムアップによって選び抜かれたキーワード そして枝にあたる中項目として「根本的な精神を軸とした仕事を進める上での基本的な考え方&姿勢」を表す信頼・志・情熱・勇気・先見・挑戦・個性・プロ・チーム・育成・成長の11の言葉がある。日常業務で迷ったときに、励まし支えてくれる言葉だ。 ◆JA共済の語り部をたくさんつくること このプロジェクトを担当している全国本部人事部の内澤修主任は、協同組合理念やJA共済の使命について多くの職員が「思いをもっているが、それが潜在化している。これを通じてその思いを顕在化し、しっかり土台をつくる」ことだと話す。 ◆誇りをもって「きれい事」を語り実行しよう 職場目標は、職員が自ら主体的に考え実践することを目的としているので、それぞれの職場ごとに創意工夫して展開していくことになる。だから、葉や花は職場ごとに違った形や色合いをもつものになるのだろう。そしてやがて、たくさんの樹が共通の価値観である協同組合理念とJA共済の使命という土壌の上に集まり成長して森となっていくのだろう。そういう意味では「私たちの道しるべ」はゴールではなくスタートだといえる。 |
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(2007.3.12) |
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