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早期に年400億円の売上げめざす −Aコープ中国発足 (4/1)


JA事業が基本にあると挨拶する土屋社長
JA事業が基本にあると挨拶する土屋社長

 (株)Aコープ中国の4月1日発足に伴い、同日リーガロイヤルホテル広島(広島市中区)で発足記念式典が行われた。
 Aコープ中国は、エーコープしまね(本社:松江市)、エーコープ岡山(本社:岡山市)、エーコープ広島(本社:広島市)が合併しスタートするもので、関東、近畿、九州に続く4番目の広域一体化会社となる。中国地区を営業エリアとし、19年度は230億円の売上げと8600万円の経常利益を予定している。
 3社とも15年度中に県域における経営の一体化をスタートさせている。事業エリアが山間地域を中心としているなど、事業環境が似通っていたことから、合併に向けた話し合いは比較的スムーズに進み、昨年12月に合併調印行っていた。
 式典で土屋伸一社長(前エーコープしまね社長)は、「合併によって大きな組織となり経営基盤も強靱なものとなりますが、店舗事業はJA事業が基本にあることを忘れずに、私たちは農産物はじめ地域の商品を、責任をもって売っていく決意です」と、組合員・利用者の信頼に応える店舗づくりを進めると語った。また、「店舗を取り巻く厳しい環境のなか、この業種の特徴である、立ち止まることなく絶えず前進を考えている」と、早い時期に年400億円の売上げをめざしたいと述べた。
 本社所在地は、広島市西区草津港2-6-50(TEL082-276-0700)、資本金3億6900万円、55店舗(島根エリア24店舗、岡山エリア7店舗、広島エリア24店舗)、要員総数1099名(正社員206名、AF社員(所定労働時間換算)893名)。
 役員は以下の通り。
【取締役】
▽代表取締役社長/土屋伸一
▽常務取締役/松島達男
▽常務取締役/太田吉郎
▽常務取締役/松田佐敏
▽非常勤取締役/三嶋章生(島根県出資JA代表・JA雲南会長)
▽非常勤取締役/村上吏(岡山県出資JA代表・JA勝英組合長)
▽非常勤取締役/伊藤忠治(広島県出資JA代表・JA安芸組合長)
▽非常勤取締役/福嶋満(全農生活部長)
【監査役】
▽非常勤監査役/本江育雄(全農監査主任者)
▽非常勤監査役/小早川幸三(税理士・公認会計士)
AFはAコープフレンドリー社員。契約社員、パート社員のこと。

(2007.4.4)

 

 

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