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農政.農協ニュース

おおむね満足だが、より多くの来場者を −ＪＡグループ農産物展示商談会　（３/２０）

３月20日に開催されたＪＡグループ初の「農畜産物展示商談会」について、来場者、出展者からのアンケートおよび聞き取り調査の結果の一部がまとまった。 　出展者は106団体（105ブース）、内訳はＪＡ26、連合会27、生産者18、関連会社ほか35。来場者は1284名。主な内訳は、卸148名、食品加工108名、外食86名、流通53名、百貨店23名、量販店23名、その他小売り44名、給食・中食54名、通販20名、などとなっている。その他には、行政関係者や銀行関係者などが含まれている。 　現在集計中の来場者アンケートでは、「良かった」、「やや良かった」を合わせると78％と、約８割の人がおおむね満足したようだ。 　良かった点では、『情報収集に役立った』が５割を超えた。その他、『業界動向が分かった』、『新規の仕入れ先が見つかった』、『人脈の拡大』などをあげる声が多かった。また、商談会に対する要望を聞いたところ、『リレー出荷などＪＡにしかできない提案があってもよい』、『加工用原料などの相談を受けてほしい』、『もっと多くの出店や品目』などの回答があった。 　また、出展者からは、『明確な目的を持った実需者と話し（商談）ができた』、『他の取引先と意見交換ができた』など、普段接点のない取引先と顔合わせが出来たことを喜ぶ声が多かった。一方、『来場者をより多く』という主催者に対する要望もあった。商談については、１ブースあたり７件の商談があった。 　全農は今回の商談会の周知方法として、ＤＭ，新聞、雑誌、インターネットのメール送信などを利用した。 　今後、来場者を拡大するには、十分な準備期間や、ピンポイントでの周知徹底が必要であったと、総括している。来年度以降も継続を検討しており、▽事前の出展者への実需者からの要望など情報提供、▽目的や効果を明確にする、など商談会の質・量向上に向け、情報を発信したいとしている。 。また、開催日（複数日も含め）、開催時期についても検討する。 　なお、来場者アンケートについては現在集計中で、今後集計結果が変更される可能性がある。

（２００７.４.１１）

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