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19年度計画生産目標数量は739万トン −中酪(4/16)


 中央酪農会議は4月16日、19年度の生乳計画生産の目標数量を決めた。
 販売基準数量に、過剰在庫対策として実施する国産生乳を輸入調整品などに置き換える特別対策枠のうち、バター需要を補う「特別対策A数量」と、新規需要開拓に取り組む「同B数量」を加えた供給目標数量は、前年度目標数量に比べ1.4%減、同計画生産実績に比べ0.2%減の739万トン。
 昨年度は減産計画を設定し、北海道と四国で生産実績が目標をそれぞれ2.7%、1.8%下回った。他のブロックでも、供給目標数量に比べてオーバー分が0.0〜0.5%と低い水準であったため、全国の生産実績は約740万8000トンと、目標の98.9%にとどまり、減産計画が達成されることは確実。
 19年度の目標については、北海道、四国は前年度実績比で1.2%、0.4%それぞれプラスで、当初の見込みより減産幅が薄くなった。配分は北海道が336万8000トン、都府県が前年度実績比1.4%減の402万2000トン。また、「特別対策A数量」は、合計24万2000トン、「特別対策B数量」は合計6万6000トンであった。B数量のうち関東ブロックについては、現在調整中となっている。

(2007.4.19)

 

 

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