農業協同組合新聞 JACOM
   
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環境配慮のLPG車総合カタログ
「LPG車ラインナップ2007」を制作 −日本LPガス協会


LPG車ラインナップ

 日本LPガス協会は、経済産業省からの補助交付金を受け、「省エネルギー型LPガス自動車転換促進事業」を実施しており、そのため「省エネルギー型LPガス自動車転換補助制度」に取り組んでいる。
 この制度は、地球温暖化防止に向けて、CO2の削減が進められている中で、CO2排出量の少ない省エネルギー性能を有し、大気環境改善に優れた低排出ガス性能を持つ、「省エネルギー型LPガス自動車」の普及を図るために、トラック、バスなどのディーゼル自動車や、LPG車から「省エネルギー型LPガス自動車」へ転換するための、費用の一部を補助する制度だ。
 LPG車は、タクシー・乗用車をはじめ、軽トラック・小型バスなど、日本では現在、29万4000台余のLPG車が走行している。LPG車は低NOX(窒素酸化物)で、黒煙もPM(粒子状物質)もほとんど排出しないエコカーだ。さらにCO2(二酸化炭素)の排出も少ないので、地球温暖化の防止にも貢献する。
 LPG車は、ガソリン車・ディーゼル車から乗り換えても、走行に違和感は無い。しかもLPGエンジンには低騒音・低振動という特徴があり、臭気も少ない。燃料を供給するインフラの整備に関しては、LPガススタンドが全国に約1900カ所設置されている。日本のタクシーはほとんどがLPG車であり、タクシーが走っている地域であれば、燃料補給の心配はない。
 原油価格の高騰が喧伝されているが、LPガスの価格はガソリンの約半分。経済性が求められるタクシー業界で、LPG車が支持されている最大の理由はそこにある。
 日本LPガス協会では、従来のLPG車に比べ、最新技術で更に環境・省エネに配慮した省エネ型LPガス自動車の普及・促進を図り、それを支援する「省エネルギー型LPガス自動車転換補助制度」を周知させるため、LPG車総合カタログ「LPG車ラインナップ2007」を制作したものだ。補助制度の対象車や補助金額などの詳細は、下記まで。
 〒105-0001東京都港区虎ノ門1-14-1
 日本LPガス協会(担当 澤井)
 TEL:03-3503-5741 
 URL:http://www.j-lpgas.gr.jp

(2007.6.22)

 

 

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