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”納豆クイーン”を表彰〜全納連が「納豆の日」記念イベントを開催
(7/10)


納豆クイーンの眞鍋かをりさん
納豆クイーンの眞鍋かをりさん

 「7月10日は納豆の日」として、全国納豆協同組合連合会(全納連=ぜんのうれん、東京・台東区))は7月4日、東京・赤坂のホテルで本年度の納豆クイーン表彰式と講演会、試食会を開いた。
 納豆クイーンは、納豆食の普及に貢献した人に贈られる称号で、今年度はタレントの眞鍋(まなべ)かをりさんが選ばれた。さまざまなメディアを通じて納豆の魅力や健康、美容効果の普及に貢献していることが評価された。
 料理研究家の枝元(えだもと)なほみさんは『納豆のある幸福』と題して講演し、「納豆の栄養価は牛肉と同程度。江戸時代の参勤交代の道中はエネルギーを要したが、納豆、豆腐、みその"三種混合スープ"で乗り切った」「納豆菌は血栓を溶かし、脳梗塞を予防する」「納豆は日本食の最後の切り札」と納豆の効用を強調した。
 眞鍋(まなべ)かをりさんは受賞の感想を聞かれ、「小さい時から納豆が好きで、本当によく食べている。クイーンに選ばれて大変嬉しい」「ロケ弁の揚げ物がいやな時など、コンビニで納豆を買ってきてもらう。日に3度食べることも」など、納豆好きぶりを披露していた。
 全納連は前身が昭和16年に発足し、295の納豆メーカーが参加する業界団体。 同連の推計によると、原料用納豆大豆の使用量は全国で年間約13万tだが、国産大豆は約1万t。「国産大豆を安定的に使うにはせめて3万tが欲しい」(全納連)と要望しているが、平成19年産国産大豆の生産見通しでは、スズマル、茨城小粒などの納豆用が減産になる(6月28日付既報)のが実態だ。

(2007.7.6)

 

 

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