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なつみかんの結果樹面積、出荷量は減少 ―農水省統計部(7/26)


 農水省が7月26日公表した平成18年産なつみかんの収穫量、出荷量などの調査によると、結果樹面積は3350haで、生産者の高齢化による労働力事情による廃園や優良晩かん類への切り替えなどで、前年産に比べ190ha(5%)減少した。
 10a当たりの収量は1740kgで、少雨により果実の肥大が抑制され、作柄の悪かった前年産並みだった。
 収穫量は5万8100t、出荷量は5万400tで、結果樹面積が減少したことから、前年産に比べそれぞれ3600t(6%)、3200t(6%)減った。
 都道府県別の収穫量割合は、熊本が22%、愛媛が19%、鹿児島が15%で、この3県で全国の約6割を占めている。
 なつみかんの生産量は毎年減り続けていて、結果樹面積は平成9年の5030haが平成18年は3分の1減、出荷量は平成9年の9万4400tが平成18年は約半分に減っている。

(2007.7.30)

 

 

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