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農林水産関係被害194億円に −中越沖地震 (7/31)


 農水省は7月16日に発生した新潟県中越沖地震の農林水産関係被害を調査中だが、7月30日現在の被害額は194億円となった。7月31日発表した。
 農地の損壊151か所、農業用水等の損壊622か所、集落排水施設の損壊45か所で、被害額は135億円に達している。他に、林地の崩壊142か所、林道施設の損壊204か所で49億円、水産関係10億円など。被害地は新潟、長野県がほとんどだが、集落排水施設は石川県でも被害が出ている。
 パイプハウスの損壊など、営農施設の被害額はまだまとまっていない。

◆台風4号、梅雨前線の大雨被害は486億円

 農水省は7月31日、6月12日以降の梅雨前線の大雨と、7月13〜15日の台風4号による農林水産関係の7月30日現在の被害額を発表した。総額は486億円になっている。
 内訳は、農産物等が水稲、野菜などの冠水、果物の落果、パイプハウスの倒壊などで78億円、田ののり面の崩落などが178億円、林野関係が204億円、水産関係が26億円になっている。

(2007.8.1)

 

 

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