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農政.農協ニュース |
農地利用の集積が急務 −水田農業ビジョン強化大会 (8/3) |
事例発表は農林水産大臣賞を受賞した江刺水田農業推進協議会(大賞、岩手県)、全中会長賞受賞の二丈町地域水田農業推進協議会(大賞、福岡県)と農水省総合食料局長賞受賞のあわら市水田農業推進協議会(優秀賞、福井県)が行った。 地域水田農業ビジョンは、地域ごとに農業の将来像をどう描くかに全国的に取り組んできた運動で、品目横断対策など新対策が実施されるなかで、担い手育成や需要に即した米、麦、大豆や新規作物をどう作るかなどの課題解決に向けてその重要性が一層増している。また、農地・水・環境保全向上対策への取り組みでは、水田農業ビジョンのなかに地域住民の参加の視点も大切になっている。 パネルディスカッションではとくに集落営農を組織化したことで計画的な生産販売につながったことなどが報告され、農地利用の面的な集積をいかに集落の合意に基づいて進めるかについて改めてその重要性が強調された。 参加しやすい組織形態を工夫− 各集落で「水田農業ビジョン」を策定。提出件数は177集落となった。集落段階での主体的な話し合いで水田農業の担い手を明確化した。そのなかで16年4月段階では特定農業団体が14設立された。 地域農業の基盤は農地の面的集積にあるとの方針で非農家にも所有権と利用権の分離について説明するなど地域のコンセンサスづくりを図った。 あわら市水田農業推進協議会・あわら市・坪田清孝農林水産課長 地域水田農業ビジョンは、担い手不足のなか農村集落の秩序や水田機能の維持、確保という観点から取り組んだ。 |
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(2007.8.6) |
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