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家庭の食品ロス率、減少傾向続く −農水省統計部


 農水省はこのほど平成18年度の家庭での食品ロス率調査結果を公表した。食品や食材のうち、食べ残したり、品痛みしたりして捨てた部分の割合がどの程度あったかを調べたもの。
 平成18年度の1人1日当たり食品使用量は1122g、食品ロス量は41.6g、ロス率は3.7%で、ロス率は前年に比べ0.4%減った。平成15年度に調査を始めて以来ロス率は毎年減っており、16年度は0.6%、17年度は0.1%減だった。
 世帯員の構成別には、食品使用量は「2人世帯」が1人1日当たり1430gともっとも多く、次いで「単身世帯」が1154g、「高齢者がいる3人以上世帯」が1066g、「高齢者がいない3人以上世帯」が1033gだった。
 ロス量は1人1日当たり「単身世帯」が74.2gでもっとも多い。「2人世帯」は57.3g、「高齢者がいる3人以上世帯が39.0g、「高齢者がいない3人以上世帯」が36.3gとなっている。
 ロス率は「単身世帯」が6.4%でもっとも高い。「2人世帯」は4.0%、「高齢者がいる3人以上世帯」が3.7%、「高齢者がいない3人以上世帯」が3.5%となっている。
 食品の無駄を少なくするために、購入の際に気をつけていることは、「製造年月日が新しいものや賞味期限、消費期限が長いものを選ぶ」が72.5%、家庭での保存には「鮮度や賞味・消費期限をこまめに確認している」が60.9%とそれぞれもっとも多かった。

(2007.8.7)

 

 

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