農業協同組合新聞 JACOM
   
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能登半島地震で仮設住宅に入居している人たちを温泉に無料招待
−JA共済連石川


 JA共済連石川県本部と石川県内5JA(JA志賀・JA能登わかば・JAおおぞら・JA内浦町・JAすずし)では、今年3月25日に発生した能登半島地震で被災し、長期の仮設住宅での生活を余儀なくされている組合員・地域住民を、8月8日から9月上旬(1回50名程度で8回を予定)にかけて柴山温泉ホテル翠湖に無料招待する。
 参加者には、気分と体をリラックスさせる「レインボー体操(お笑いと健康編)」、頭の体操などを用いた「思わず笑ってしまうゲーム」を体験してもらったり、「交通安全落語」を楽しんでもらい、避難生活のストレスを少しでも解消してもらい、心身ともにリフレッシュしてもらうことが目的だ。
 能登半島地震におけるJA共済・建物更生共済の支払件数は1万870件、支払共済金額は106億3000万円(6月25日現在)と、建更の共済金支払としては阪神・淡路大震災(平成7年)、新潟県中越地震(16年)、宮城県北部を震源とする地震(15年)、芸予地震(13年)、福岡県西方沖地震(17年)に次いで6番目の規模となっている。
 現在、輪島市、穴水町、志賀町、七尾市にある10ヶ所の仮設住宅で329世帯736人(7月20日現在)の方々がいまだに避難生活を余儀なくされている。
 今回、無料招待されるのは、現在、仮設住宅に居住しているJA組合員またはJA利用者で50歳以上の人となっている。

(2007.8.7)

 

 

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