日本ベジタブル&フルーツマイスター協会(東京都渋谷区、福井栄治理事長)は、同協会が認定する「野菜ソムリエ」の資格保持者が平成19年7月末で累計1万2685人に達したと発表した。
野菜ソムリエの正式名称は「ベジタブル&フルーツマイスター」で、野菜や果物がどのように栽培され、どんな栄養分を持つかや、その栄養分を生かした料理法を紹介する「野菜・果実」の専門家。資格は3段階あり、ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターが1万2331人、ベジタブル&フルーツマイスターが347人、シニア・ベジタブル&フルーツマイスターが7人。女性が圧倒的に多く、8割を占める。
同協会のソムリエ養成講座の受講者が終了時に試験を受け、合格者がソムリエに認定される。同協会は平成13年8月に設立されたが、これまでの受講者の累計は1万5000人以上だという。
「ソムリエ」の都道府県別人数は1位が東京都で2865人、2位神奈川県1239人、3位大阪府948人、4位愛知県886人、5位埼玉県671人など。
野菜ソムリエの主な職業は青果卸売業、農家、食品メーカーの食品企画、レストランやホテルでの「野菜のイベント」の企画・立案、フードコーディネーター、栄養士、調理師、料理研究家、ライターなど多彩だという。
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