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19年産米第1回入札は落札なし −コメ価格センター(8/29)


 全国米穀取引・価格センター(コメ価格センター)は8月29日、平成19年産米の第1回定期注文取引の入札をおこなった。同センターの8月27日の予告どおり千葉産コシヒカリ1200t、三重産コシヒカリ194tが上場されたが、いずれも売り手の指値と買い手の希望価格が折り合わず、落札数量は皆無だった。落札ゼロは平成2年の同センター開設以来初めて。買い手の申し込み数量は千葉産に対し3576tで倍率は3倍、三重産に対し842tで倍率は4.3倍だった。
 早期米の宮崎や鹿児島は不作だったものの、主産地では今のところ特に不作が予想されていないことから、買い手は買い急いでいないと見られる。
 入札は年内は毎週おこなわれる。19年産からのルール変更で、落札率50%以下が2回続くと3回目の上場時に下限価格を自動的に3%引き下げることになっており、今後の動向が注目される。

(2007.8.30)

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