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客数増加で売上げが前年同月比105%と大きく伸長 −8月の外食産業


 日本フードサービス協会の19年8月「外食産業市場動向調査」によると、新規店も含めた全店ベースによる全業態トータルの8月の売上状況は、客数が前年同月比105.0%と増加、客単価が同100.1%と回復傾向にあることから、売上げが同105.1%と前年を大きく上回った。
 今年1月からの状況を見ると、客数は7月が同101.4%と低かったが、他の月は前年比105%前後と伸びている。客単価は1月2月はほぼ前年並みで推移していたが、3月以降7月まで前年水準を下回っていた。8月に入り前年並みに回復。店舗数が増加したこともあり、売上げは7月がやや低かった(同101%)が、他の月は104〜107%で推移し好調をキープしている。
 8月の動向を業態別に見ると、ファーストフードが客単価は99.6%とわずかに下がったが、客数が110.3%と2桁増加して、売上げが109.8%と伸長した。
 ファミリーレストランは、店舗数は101.5%と増えたが、客単価99.7%、客数99.6%と僅かに減少し、売上げが99.3%と前年を下回った。
 パブ・居酒屋は、客単価が103.2%と引き続き増え、さらに客数が101.2%と増加したことで売上げが104.4%と前年を上回った。
 喫茶も客数104.6%、客単価102.5%と前年を上回り、売上げは107.1%と好調に推移している。

(2007.10.1)

 

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