|
||||
農政.農協ニュース |
飼料価格高騰、消費者価格への反映理解を求めPR活動 |
農水省の「飼料価格高騰等の畜産をめぐる状況変化への理解醸成のための中央推進協議会」(=理解醸成協議会 座長:甲斐 諭(かい さとし)九州大学農学研究院教授)第3回会合が10月1日開催された。飼料価格高騰で畜産物の生産費が上がっており、消費者にも負担をしてもらうよう理解を求めて行くというねらいで、関係者がPR活動を進めるための協議会。今年5月に設置された。 ◆生産、消費者団体も独自に活動 生産者団体、消費者団体もそれぞれ独自に理解を求める活動に取り組んでいる。JA全農は、生産者団体として生産者、流通業者、消費者の三者が相手先。石巻、群馬、愛知の飼料工場の集約により畜産農家への飼料供給価格を引き下げるほか、組合員3万戸を巡回して飼料情勢を説明した。 ◆アメリカなど、消費者価格に反映 アメリカでは、ともろこしの作付け拡大で大豆の作付けが減ったため、大豆を原料にした食用油の価格が上昇し、マヨネーズなどの食品価格にも波及している。また、とうもろこし価格高騰の影響で、2007年の畜産物の消費者物価指数は鶏卵が20%前後、牛肉が3〜4%、乳製品が7.5〜8.5%の上昇が予測されている。アメリカ、オーストラリア、イギリスでは、飲用牛乳の直近の価格が、前年の1〜2割高になっているという。 |
||
(2007.10.9) |
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman |
催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | コラム | 田園交響楽 | 書評 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|