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人気の「埼玉黒豚」を試食する
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埼玉県とJAさいたまは、埼玉県の美味しい農産物を味わってもらい、より多くの人にその良さを知ってもらおうと、10月29日に東京駅とパレスホテルを会場に『埼玉農産物集中キャンペーン』を実施した。県内農産物のブランド化をめざす取り組みで、昨年に続いて今年が2回目。
パレスホテルでは、県産農産物を使った料理の試食会が開かれた。上田清司知事は、「埼玉県には安全・安心な農産物が沢山あります。環境を守る観点からも、近場で美味しい県産農産物をもっと知って、食べほしい」と、埼玉県産農産物が東京をはじめとした首都圏で消費されることに期待を表した。また、江原正視JA埼玉県中央会・連合会会長は、「県産農産物を使った料理を味わい、その美味しさを実感して下さい。そして、ファンとなって生産者を支えてください」と訴えた。
「小松菜の炒めもの」「里芋のとも和え」「黒豚のグリエ」「黒豚と深谷ネギの水無し鍋」「ブロッコリーのツナソース」などの県産農産物を食材に使った料理が中央のテーブルに並べられた。会場に詰めかけた約300名が、バイキング方式で料理に箸を伸ばした。どれも
食材の特徴が生かされた料理で、参加者からは「食材本来の味が生きている」との声
があり、好評であった。試食の感想を聞かれたゲストの女優星野真理さんは、「私は埼玉県生まれで今も住んでいますが、こんなにも美味しい農産物があったなんて知りませんでした。ますます埼玉県が好きになりました」と、みんなに埼玉県産農産物の良さをもっと知ってほしいと語った。
パレスホテル以外では、東京駅キラピカ通りイベント広場で11時から県産農産物のPRが行われた。会場では、『彩のかがやき』(300g)の配付などが行われ、通りすがりの人も足を止めていた。また、関連イベントとして、11月2日〜3日、東京ビックサイトで行われる「農林水産祭 実りのフェスティバル」への参加、12月9日〜10日、ごはんミュージーアムで行う「埼玉農産物フェア」を行う。
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