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外食産業9月も好調に推移 −外食産業市場動向調査


 日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、9月度の新規店も含めた外食産業の全店ベースによる全業態トータルの9月度売上げは、前年同月比106.4%と大きく伸長した。客数も105.7%、客単価も100.7%と前年を上回っている。また、既存店ベースでも売上げは103.1%と8月に引き続き前年を上回った。
 業態別には、ファストフードは、客数が110.2%と大幅に増え全店ベース売上げが110.9%、既存店売上げも108.5%と大きく伸長した。また、これまで前年割れが続いていた客単価が100.7%と5ヵ月ぶりにプラスに転じ上昇傾向がうかがえる。
 ファミリーレストラン業態の売上げは、全店ベースで102.9%、既存店ベースでも100.1%と前年を上回っている。パブ・居酒屋の業態では、全店ベース売上げは100.1%と前年並みだったが、既存店では94.4%と大きく前年を下回った。平日の日数が少なく都心部での客足が落ちたためだと同協会では分析している。喫茶業態は、全店ベース売上げが103.3%、既存店は99.4%だった。

(2007.10.31)

 

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