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味噌の出荷量漸減続く −全国味噌工業協同組合連合会


 味噌製造企業が加盟している全国味噌工業協同組合連合会の資料によると、平成18年の味噌の全国集荷量は45万8986tで、前年より2753t(0.6%)減の横ばいだった。平成11年の出荷量は50万1079tだったので、7年間で4万2000t(8.4%)ほど減った。しかも毎年連続して減っているのが特徴。
 家計調査によると、年間の味噌購入数量は平成18年で7184g、支出金額は同2672円。
 海外在留邦人や日本料理店需要向けなどに輸出先は広い。平成18年の実績は合計8747tで、前年比13%増。金額は17億7100万円で、前年比11%増だった。仕向先はアメリカ40%、韓国11%、カナダ7%、台湾6%などのほか、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランスなど10か国以上にわたる。今年1〜8月では5903tで、前年同期比105%と順調だ。
 原料大豆使用量は平成18年は年間13万3589tだったが、北米産が61%、中国産が33%を占めた。国産大豆は価格、生産面で制約があり、7951tで6%だった。

(2007.11.13)

 

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