農水省総合食料局は11月13日、平成19年産麦の10月末日現在の検査結果(速報値)を公表した。
検査数量は、普通小麦が93万9091t(対前年同期比110.1%)、普通小粒大麦(六条大麦)が4万9979t(同122.7%)、普通大粒大麦(非醸造用の二条大麦)が7万3973t(同100.9%)、普通はだか麦が1万3661t(同100.1%)、ビール大麦(二条大麦)が5万1649t(同119.5%)、種子用麦が1万284t(同145.8%)で、合計113万8638t(同110.4%)だった。
普通小麦のうち北海道は61万9486tで、全体の66.0%を占める。2番目は福岡7万660t(7.5%)、3番目は佐賀5万4368t(5.8%)となっている。
等級比率の1等は、普通小麦が87.8%(前年産同期は77.8%)、普通小粒大麦が66.4%(同54.8%)、普通大粒大麦が69.5%(同61.2%)、普通はだか麦が79.0%(同11.6%)だった。ビール大麦は1〜2等と等外上がビール醸造用となるが、1等が0.2%(同0.1%)、2等が92.3%(同82.5%)、等外上が7.4%(同17.4%)だった。
麦の検査は小麦以外はほぼ終了した。小麦も北海道を除き、ほぼ終了した模様。
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