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農業総産出額4年連続で減少〜平成18年は8兆2900億円
−農水省統計部


 農水省がこのほど公表した平成18年農業総産出額(全国推計概算値)は8兆2900億円で前年比2.6%の減少、平成15年から4年連続の減少となった。
 内訳は野菜が2兆574億円(前年比1.2%増)で、農業総産出額の24.8%を占めており、3年連続で1位となった。米は1兆8146億円(同6.8%減)で同21.9%、果実が7570億円(同4.1%増)で同9.1%、乳用牛が7441億円(同5.0%減)で同9.0%を占めている。前年より増えたのは野菜と果実のみで、米、乳用牛、肉用牛、豚、鶏がともに前年を下回った。
 野菜はトマト、きゅうりの価格上昇、果実は裏年に当たったみかんの価格高騰が要因。米は作況「96」で生産量が減少したのと、価格の低下が要因。
 農業総産出額のこれまでの最高産出年は、昭和59年の11兆7171億円だった。品目では米は昭和59年の3兆9300億円、野菜は平成3年の2兆8005億円が最高だった。

(2007.11.26)

 

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