JA共済自動車指定工場協力会(JARIC)主催の第34回「全国フロントマン選抜協議大会」が11月21日、JA共済連幕張研修センター(千葉市美浜区)で開かれた。
同大会は、JA共済自動車指定工場のフロントマンとして、顧客である農家組合員の期待にこたえるため技術の向上を図ることを目的として行われ、競技はフロント損傷、リア損傷各1台、計2台の実車について、持ち時間(各110分以内)内で、いかに正確に見積もりが出来るかを競う。
協力会今村桂次郎会長は、「いま、自動車に向けられる世間の目は大変厳しいが、我々が日々フロントマンとして技術を研鑽することで、顧客からの信頼を勝ち取ってきた。我々は常に、顧客との接点の最前線にいるという自覚を持たなければならない」と、JA共済連と連携して真のサービスをめざそうと述べた。競技者は、都道府県の協力会から推薦された28名。
最優秀賞には時安東城(福岡県・宗像オート整備工場)、優秀賞には中村成智(北海道・日免オートシステム)、小林明(秋田県・高橋工業)、大塚信幸(熊本県・赤松板金塗装工場)の3名、敢闘賞には野川明宏(岩手県・須賀板金塗装)、浅野強(宮城県・共済自動車工業)、早川直行(新潟県・協業組合太陽自動車工業)の3名がそれぞれ選ばれた。
フロントマンとは「最前線に立つ人」を意味し、工場と顧客をつなぐ働きを行い、工場を代表する接客係、販売促進のセールスマン等であり、現場に対しては作業指示者、作業工程管理者等である。
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参加者全員で記念撮影
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今村会長を中心に入賞者のみなさん |
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