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小麦の収穫量過去10年で最多
90万トン台へ〜平成19年産4麦の収穫量 −農水省統計部
(11/30)


 農水省が11月30日公表した平成19年産4麦の収穫量(概数)は110万5000tで、前年産に比べて9万3000t(前年産対比9%)増加した。このうち小麦は90万9700tで、北海道や九州などでおおむね天候に恵まれ、生育、登熟が順調だったことから、前年産に比べて7万2500t(同9%)増え、過去10年で最多となった。小麦の作付面積は20万9700haで前年産より4%減ったが、10a当たり収量が434kgと10a当たり平均収量を10%上回る豊作だったため。
 北海道の収穫量は前年比13%増の57万9600t、都府県は同2%増の33万100tだった。
 二条大麦の収穫量は12万8600tで、前年産に比べ1万300t(前年産対比9%)増えた。作付面積が前年産より400ha(同1%)増えたうえ、10a当たり収量が前年産を26kg(同7%)上回ったため。10a当たり平均収量対比では106%だった。
 六条大麦の収穫量は5万2500tで、前年産に比べ1万t(前年産対比24%)増えた。作付面積が前年産より400ha(同3%)増えたうえ、10a当たり収量が前年産を56kg(同20%)上回ったため。10a当たり平均収量対比では105%だった。
 はだか麦の収穫量は1万4300tで、前年産に比べ900t(前年産対比7%)増えた。作付面積が前年産に比べ400ha(同9%)減ったが、10a当たり収量が前年産を53kg(同17%)上回ったため。10a当たり平均収量対比では113%だった。

麦の収穫量・表

(2007.12.4)

 

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