農水省統計部はこのほど、平成18年新規就農者調査結果を公表した。平成18年の新規就農者数は8万1030人だった。年齢別の内訳は39歳以下が1万4740人(18.2%)、40〜59歳が2万7490人(33.9%)、60歳以上が3万8800人(47.9%)だった。
就農形態別では、「自営農業への就農者」は7万2350人(89.3%)、「法人等に雇用された就農者」は6510人(8.0%)、「土地や資金を独自に調達して新たに農業経営を始めた新規参入者」は2180人(2.7%)となっている(四捨五入のため、合計は合致しない)。
「自営農業への就農者」の内訳は、新規学卒就農者が2480人(3.4%)、離職就農者が6万9870人(96.6%)。離職就農者のうち、定年退職等を期に就農したとみられる60歳以上の者は、半数以上の3万7560人(51.9%)となっている。
「法人等に雇用された就農者」の年齢別内訳は、39歳以下が3730人(57.3%)、60歳以上は680人(10.4%)となっている。
「土地や資金を独自に調達し、新たに農業経営を始めた新規参入者」の年齢別内訳は、39歳以下が700人(32.1%)、60歳以上は560人(25.7%)だった。
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