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農政.農協ニュース |
0.4ppm以上1.0ppm未満2点検出〜平成19年産国内産米穀の |
農水省は、食品の有害化学物質の低減対策として産地が広く取り組んでいる水管理などの効果を確認するため、国内産の米穀を対象にカドミウム含有状況を調査している。平成19年産米の調査結果では、1065点を分析した結果、過去に0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウムが検出された地域からの試料150点はすべて0.4ppm未満に低減されていた。栽培に当たり水管理が徹底されたことが効果をあげた、と農水省は評価している。 しかし、それ以外の地域からの試料915点から0.4ppm以上1.0ppm未満のカドミウムを含む米穀が2点検出された。食品衛生法上は違反にならないが、米穀出荷業者等により他の米穀と混ざらないように保管され、工業用のりなどの非食用として処理されるので、市場に流通することはない。 0.4ppm以上のカドミウムが検出された地域では今後、県、関係団体等が水管理対策を徹底する。また、それ以外の地域でも、引き続き低減対策に取り組む。 農水省は20年度以降も調査を継続し、産地に情報を提供して行くとしている。 |
(2008.1.21) |
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