農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を開催 −JA全中
(1/18)


受賞者・関係者が記念撮影
受賞者・関係者が記念撮影
 JA全中は1月18日、東京国際フォーラム(東京都千代田区・丸の内)内の「ごはんミュージアム」で、第32回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を開催した。次代を担う全国の小学生を対象にごはん食や稲作への理解を深めることを目的に、昭和51年から実施している。
 応募総数は作文4万1901点、図画7万8824点の合計12万725点。都道府県審査を通過した作品の作文1169点、図画1137点の中から最終審査会(審査委員長:川野重任東京大学名誉教授)を経て、内閣総理大臣賞、文科大臣賞、農水大臣賞、JA全中会長賞、優秀賞の合計90名が入賞した(受賞者名は当ホームページ2007年12月5日付けで既報)。
 JA全中の前澤常務が、表彰席の子供達に「きょう朝ごはんを食べてきた人は?」と呼びかけると、ほぼ全員が「ハイッ」と元気よく手をあげていた。
 同常務は、「皆さんの作品からは、自然への感動の気持ちや家族のぬくもりが伝わっていた。この気持ちを持っていれば、将来社会に出てからすばらしい友達ができるでしょう。JAグループも、この感動を世の中に広げていきたい」と述べた。
 作文を審査した砂田弘氏((社)日本児童文学者協会前会長)は「今回はいつもの米・おにぎり中心と比べてテーマがバラエティに富んでいた。このコンクールの飛躍の年といえよう」と感想を述べた。
 各賞の表彰の後、受賞者代表として作文部門は内閣総理大臣賞受賞の小林朋史(こばやし ともふみ)君が自作を朗読し、同図画部門の蜂谷瞳(はちや ひとみ)さんが自作を披露した。
 小林君は司会者に感想を問われて、「農家の子なので、自信を持って気持ちを伝えられました。田植えの時は苗運びを手伝っています。米作りの手伝いは楽しいです」と答えた。蜂谷さんは、「農家の子ではないが、夏休みに見た風景を描きました。おばあさんが腰を曲げて収穫している姿に、米作りの苦労を感じました」と答えていた。

(2008.1.23)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。