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平成19年度畜産大賞等を決定
2月4日に表彰式 −中央畜産会


 (社)中央畜産会(小里貞利会長)は、1月8日開催した中央全体審査委員会(審査委員長:栗原幸一麻布大学名誉教授)で、平成19年度畜産大賞等を選賞した。同会は平成10年度から日本中央競馬会特別振興資金助成事業により、わが国畜産の取り組みのなかで「経営」「地域畜産振興」「研究開発」の部門で今日的、社会的意義のある事例について、畜産大賞等として表彰している。
 農業・畜産関係団体、学会などからの推薦や一般公募から部門ごとに最優秀、優秀、特別の各賞を選び、さらに最優秀賞のなかから畜産大賞1点を決定する。
 表彰式と業績発表は2月4日(月)13時から虎ノ門パストラル(東京都港区)で行う。
 受賞者は次の通り。

【畜産大賞】
経営部門=「人・牛・大地の融合」ーロマンを実らせた放牧酪農ー北海道二海郡・小栗隆/小栗美笑子

【最優秀賞】
経営部門=同上
地域畜産振興部門=「山間地域における肉用牛増頭の取り組み」ー山間地という悪条件を克服し、地域ぐるみの力が生んだ6500頭ー宮崎県西臼杵郡・高千穂地区農業協同組合
研究開発部門=「家畜体外受精卵生産用無血清培地の開発と製品化」ー(株)機能性ペプチド研究所

【優秀賞】
経営部門=「地域資源・ワインの搾りかすを飼料に活用」ー山梨県甲斐市・小林輝男/小林孝子
地域畜産振興部門=「消費者の求める卵・農産物を作り50年」ー青森県南津軽郡・常盤村養鶏農業協同組合/「6山6里方式による新たな肉用牛生産の展開」ー岩手県奥州市・JA岩手ふるさと
研究開発部門=「吸引通気式堆肥化処理方式等による家畜排せつ物資源化システムの開発」ー吸引通気式堆肥化システム研究開発グループ

【特別賞】
経営部門=「借入金ゼロに向かって努力を続けてきた和牛肥育経営」ー新潟県長岡市・田口正一
地域畜産振興部門=「時代のエース はまポーク」ー神奈川県横浜市・横浜農業協同組合

(2008.1.11)

 

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