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栃木県で生産調整目標達成に向け、合意書締結


 平成20年産米の生産調整を達成するため、栃木県では1月21日、関係者により生産調整目標達成のための合意書が締結された。締結したのは、栃木県農業協同組合中央会長、全農栃木県本部長、栃木県食糧集荷協同組合理事長、栃木県農政部長、農水省関東農政局長の5者。
 今後、次の事項に取り組む。
それぞれが生産目標の達成に向けて考えられるあらゆる措置を行う。
それぞれ単独で行うことが難しい措置についても、お互いに連携・協力して取り組む。
特に、生産調整目標の達成に向けて円滑な取り組みが行われていない市町については、それぞれ最大限の努力を徹底的に行う。
今後、生産調整の推進状況等を確認し、具体的な善後策を検討するため、定期的におよび随時に打ち合わせを行う。
 栃木県の19年産の生産過剰面積は3876ha(過剰作付比率6.2%)で、全国のワースト7位だったことを踏まえ、20年産の取り組みが勝負の年と、関係者は危機感を募らせている。
 19年産米の全国平均の作況は99だったが、過剰作付けが影響し、主要銘柄が対前年同月比で6〜8%下落した。34万tの政府買い入れなど緊急対策が実施されたが、20年産の生産調整達成ができるかどうかが、最大の課題になっている。
 このため、政府は行政、農業団体、集荷団体など関係者が一体となって全都道府県・全地域で目標達成に向けて全力をあげてあらゆる活動を行う方針を決めた。全国段階では、昨年12月27日に合意書が締結された(当ホームページ2008年1月9日付で既報)。

(2008.1.24)

 

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