農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

外食産業の売上げ伸びる ファストフードが好調 (1/24)


 昨1年間の外食産業は全業態で前年比4.1%増と売上げを伸ばした。日本フードサービス協会の会員社による外食産業市場動向調査で1月24日発表した。
 客数は3.8%、客単価も0.3%プラス。業態別ではファストフード7.5%、ディナーレストラン5.5%、次いで喫茶、パブ・居酒屋の順。ファミリーレストランは横ばいだった。店舗数は全業態で1.2%と前年よりアップ。安定した状況が続いている。
 既存店ベースの売上げは1.1%のプラス。新メニューや地域別価格の導入などで客単価が上昇した。
 既存店を業態別にみるとファストフードの客数が6.1%増で好調。一方、ファミリーレストラン、パブ・居酒屋、ディナーレストランは客数減で売上げが前年を下回った。
                           ◇  ◇
 同時に発表した12月の動向によると、新規店を含めた全業態の売上げは前年同月を3.5%上回った。土曜日が1日多く、好天に恵まれて客数が増えた。
 既存店では洋風、和風、持ち帰り米飯・回転ずしなどが前年を上回ったが、めん類は若干下回った。

(2008.1.31)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。