(財)日本特産農産物協会は2月1日、平成19年産大豆の今年1月の入札取引結果を公表した。
普通大豆・特定加工用大豆合計1万2031.2tが上場され、8118.48tが落札された。落札比率は67.5%だった。豆腐、納豆、煮豆用などの普通大豆は1万40.1tが上場され、6878.7tが落札された。落札率は68.5%。しょう油などの特定加工用は1991.1tが上場され、1239.78tが落札された。落札率は62.3%だった。
全体の落札価格は60kg当たり包装代込み・産地倉庫戸前渡し(税抜き)で7267円だった。上場数量は前月(12月)の2.5培に増え、価格は6.3%下落した。18年産の1月価格と比べると横ばいだった。普通大豆の落札価格は7366円、特定加工用の落札価格は6717円だった。
作付けが減った納豆用の北海道スズマル(小粒)は依然高い。12月価格は前年同月に対し12.3%高と大幅に上昇したが、1月も前回と同数の198tが上場され、全量落札された。価格は1万759円で12月より1727円(19.1%)高で、さらに続伸し、前年産同月価格6976円の1.5培の高値になった。小粒の北海道ユキシズカも1万382円で、前月価格の1.4培だった。
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