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輸入飼料高で青刈りとうもろこしの作付け増える −農水省統計部


 農水省がこのほど公表した飼料作物の作付面積は89万7200haで、前年並みだった。このうち牧草は77万3300haで前年並み。九州で自給飼料確保の取り組みにより作付けが増えたが、北海道で青刈りとうもろこしへの転換があり、減少した。牧草は飼料作物の作付の86%を占める。青刈りとうもろこしは8万6100haで、前年産に比べ1700ha(同2%)増えた。北海道で青刈りとうもろこしが増えたのは、輸入配合飼料の高騰のため、より収量の高い作物として牧草からの転換があったため。青刈りとうもろこしは飼料作物の作付の10%を占める。
 ソルゴーの作付け面積は1万9000haで、前年産より100ha(同1%)減った。九州で牧草への転換があったため。
 その他の青刈り作物の作付面積は9570haで、前年産より1110ha(同13%)増えた。九州、東北で耕畜連携の取り組みとして稲発酵飼料用の青刈り稲の作付けが増えたため。

(2008.2.12)

 

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