農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

平成19年産もも、すももの収穫量ともにやや増 −農水省統計部


 農水省はこのほど、平成19年産ももとすももの収穫量などの調査結果を公表した。
【もも】
 収穫量は15万200tで、開花期の低温などの影響で福島県では受精不良が発生したが、その他の地域では作柄が前年産よりやや良好で、結果的には作柄の悪かった前年産に比べ、3900t(前年産対比3%)増えた。過去5年間では4番目の収穫量。結果樹面積は1万200haで前年並みだったが、10a当たり収量は1470kgで、前年より40kg上回った。出荷量は13万7400tで、前年産に比べ3500t(同3%)増えた。
 都道府県別の収穫量割合は、山梨県が36%、福島県が19%、長野県が12%で、この3県で全国の約7割を占めている。
【すもも】
 収穫量は2万1900tで、開花期の低温などの影響で受精不良が発生したが、前年に比べて結果数が多く、果実肥大も概ね前年並みとなり、結果的には作柄の悪かった前年産に比べ、500t(同2%)増えた。
 ももと同様に過去5年間では4番目の収穫量。結果樹面積は3050haで前年並みだったが、10a当たり収量は718kgで、前年より26kg(同4%)上回った。出荷量は1万9100tで、前年産に比べ700t(同4%)増えた。
 都道府県別の収穫量割合は、山梨県が30%、和歌山県が15%、長野県が14%となっており、この3県で全国の約6割を占めている。

(2008.2.13)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。