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農政.農協ニュース |
我らで画け「食」と「農」の未来図 −第54回JA全国青年大会 |
大会では坂元芳郎JA全青協会長が、農産物価格の低迷や原油、飼料価格の高騰など農業経営を取り巻く環境はきわめて困難な状況にあることを指摘しながらも「農業は地域と環境を守り安全な食料を国民に提供する生命産業。われわれの農業にかける思いを次世代につなぐためにも国民に対し今まで以上に情報発信をしていかなければならない。 地域農業の将来はわれわれの双肩にかかっている。食と農について責任を負う担い手として、誇り高き青年の情熱をもって盟友一人ひとりが力を発揮し、手と手を携えながらこの難局を乗り越えていこう」とあいさつした。 大会では「JA青年の主張全国大会」が行われ、最優秀賞には熊本県のJA鹿本青年部桜井支部の清田耕生さんの「幸せの輪と共に」が選ばれた。 また、「JA青年組織活動実績発表全国大会」では長崎県のJAながさき県央青年部大村北支部の「いま俺たちの農業がアツい」が千石興太郎記念賞を受賞した。 大会2日目にはJA青年の歌「君と」を課題曲にした初めてのカラオケ全国大会が開かれ6ブロックから代表者が出場。それぞれ工夫を凝らしたアレンジで練習の成果を競い合った。最優秀賞には静岡県JAみっかび青年連盟の山本真さん、大野好克さん、山本康之さんが選ばれた。 大会終了後は「どげんかせんといかん農」をキャッチフレーズに「日本農業・危機突破パレード」を行い、農業経営の将来展望の確立をめざしたアピール行動をした。
◆次期会長候補に竹村氏 20年度のJA全青協会長に現理事で高知県農協青壮年連盟の竹村英久委員長が立候補。大会初日に決意表明をし「盟友一人ひとりの経営が確立されるよう力の限りがんばりたい」などと語った。また、副会長には現理事でJA三重青年部の小竹行哉会長が立候補している。選任は3月18日のJA全青協臨時総会で行われる。
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(2008.2.20) |
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