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農産物直売所の商品は新鮮 −消費者の認識調査


 農産物直売所の商品は他の店舗に比べ新鮮だというイメージを、回答者の9割が感じていることが、農林漁業金融公庫の調査でわかった。また、直売所の商品は他の店舗に比べ「安い、安全、おいしい」とする人が7割を占めた。食品表示偽装や中国からの輸入食品問題など、消費者の食への不安や関心が増しており、直売所は生産者の顔が見え、安全な商品を購入できる店として、注目が高まっている。
 直売所で購入されている地元産商品のなかでもっとも多いのは野菜で、86.8%。野菜、果物、山菜、きのこなどに今後力を入れて欲しいという希望が寄せられた。地元の米の販売を望む声も1割以上あり、今後の拡販に結びつきそうだ。無農薬や減農薬の商品の充実を求めたのが63.6%で、直売所に対する最も高いニーズだった。
 アクセスの良さや、営業時間を長くしてなどの要望のほか、「都市部にも直売所を作って」との声が35.7%あり、そのうち3大都市圏では41.3%と、3大都市圏以外と比べ要望が強かった。

(2008.2.21)

 

 

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