農業協同組合新聞 JACOM
   
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蘭が繰り広げる華やかな美の競演 −10万株が東京ドームを埋め尽くす
(2/23〜3/2)


「日本大賞」受賞花を背に報道陣に応える斉藤さん(2月22日・東京ドームにて)
「日本大賞」受賞花を背に報道陣に
応える斉藤さん(2月22日・東京ドームにて)
 日本国内外20を超える国・地域から、洋蘭、東洋蘭、日本の蘭などさまざまなジャンルにわたる、総数約3000種・10万株を超える作品が出展され『世界らん展日本大賞2008』(第18回)が2月23日〜3月2日の9日間、東京都文京区の東京ドームで開催されている。
 今回のテーマは、「蘭がある。伝えたいことがある。−大切なあの人へ届けたいオーキッド・メッセージ−」。蘭をコミュニケーションフラワーと位置づけ、蘭そのものをテーマとするだけでなく、蘭のその先にいる人の想いやメッセージを発信し、感じ取ってもらうことを目指している。
 会場中央の「メインゾーン」では、「日本大賞」花を囲んでドーナツ状にひな壇を配し、「未来の子供たちへのメッセージ〜みんなではぐくむ自然の恵み〜」を展示テーマに、「太陽」、「水」、「風」、「土」の4つのブロックに分け、数10万輪ものさまざまな蘭の花をおしげもなく飾り付けた、華やかな展示が行われている。
重厚さを演出した日比谷アミューズメントプランニング&らんの里堂ヶ島
重厚さを演出した日比谷アミューズメント
プランニング&らんの里堂ヶ島
 また、今回より、主催者と来場者の双方向での情報交換および交流の場として、「蘭ふれあい広場」が設置されている。専門家“蘭コンシェルジュ”による展示説明や専門相談員による相談コーナーなど、世界らん展ならではの交流の場が設定されている。
 さらに、「フラワーデザイン・生け花のデモンストレーション」、「蘭の香当てクイズ」など、さまざまな楽しみがいっぱいのイベントが日替わりで実施されている。

(2008.2.26)

 

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