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| 農政.農協ニュース |
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特産品を活かした起業活動を表彰 −農水省のアメニティコンテスト |
| 特産物を活かした起業活動などで地域に貢献している農山漁村の女性グループを表彰する平成19年度食アメニティコンテストで農水省は▽北海道八雲町「八雲ハンドメイドの会▽岐阜県飛騨市「すずしろグループ」▽三重県桑名市「すし工房なばな」の３団体の活動を農水大臣賞と決めた。 「八雲ハンドメイド」は衛生管理などが難しいナチュラルチーズの製造を軌道に乗せ、各タイプのチーズにコショウ、トウガラシ、ハーブなどを組み合わせたさまざまな種類を開発。また住民に酪農の魅力を伝える活動にも積極的。酪農家女性14人で４年に発足した。 「すずしろ」の活動は旧神岡町山之村で古くから作られていた寒干しダイコンを商品化した珍しい事例。ダイコンの生産から加工・販売まで伝統を活かし、過疎に悩む地域の活力源にもなっている。若い世代向けのレシピ考案など食文化の伝承にも取り組む。 「なばな」はＪＡ女性部による地元米の消費拡大運動の中で生まれた。伝統料理を受け継ごうと各家庭にしまわれていたすし箱を持ち寄ることから始め、消費者の好みに合う味を完成させていった。好評を呼んだことから14年に７人が出資して工房を立ち上げた。 農水省農村振興局長賞は▽宮城県亘理町「宮城県漁協亘理支所水産加工研究会」▽富山県富山市「農事組合法人味彩おおやま」▽鹿児島県鹿児島市「（有）さくらじま旬彩館」 審査会特別賞は▽山形県石田町「大石田そば街道振興会女性部」▽京都府八幡市「特定非営利法人京・流れ橋食彩の会」▽奈良県黒滝村「黒滝蒟蒻よもぎの里」。 |
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（２００８.２２６） |
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