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第43回学生生活実態調査の概要を公表
温暖化に対する学生の意識 −全国大学生協連


 第43回の学生生活実態調査では、81大学生協が参加し、1万8530名の協力を得た。今回は、初めて地球温暖化に関する意識などを調査項目に入れた。
 この調査項目では、地球温暖化に関して、大変危機を感じている学生は30.1%、まあ感じているが49.8%、全く感じていない学生が3.6%となった。温暖化の原因について、知識を持っている学生は88.6%、政府や企業は温暖化防止を最優先すべき、と思っている学生も約8割いる。
 さらに、温暖化防止の努力をしたいと思っている学生は76.6%いるが、実行している学生は37.6%に留まっている。実際の行動で多かったのは「レジ袋の削減」「空調の温度調整」「節電」「廃棄物の分別」などだった。
 全国大学生協連では、地球温暖化に関する学生の意識ついて「8割の学生 が危機感を持っていることは、温暖化防止へ向けて心強いことだが、行動に移している学生が4割に満たない点は不安だ。今後いっそう大学や学生と共に、環境問題・温暖化問題に取組んでいく」と総括した。

(2008.2.28)

 

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