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田植え体験ツアーに17名が参加 −JA全農のお店吉祥寺 (6/18)


真剣に田植えする参加者
真剣に田植えする参加者
 「JA全農のお店吉祥寺」主催の『田植え体験ツアー』が、6月18日に行われた。ツアーは、吉祥寺店で売っている古代米"紫黒米"の田植えを顧客に呼びかけ実現したもので、家族連れなど17名が参加した。
 当日朝8時、吉祥寺店に集合し、全農パールライス東日本東京支店(東京都調布市)にバスで向かった。田植えは東京支店に隣接した、約180坪の田んぼで、全農パールライス東日本の新人6名などを加えた総勢約30名で行われた。
 参加者は横一線に広がり、パールライス東日本職員の掛け声で手植えに挑戦した。ほとんどの人が田植えは初めてで、最初は田んぼに入り歩くのも苦労していた。しかし、次第に慣れ、手際よく田植え作業が進んだ。家族連れで参加したお父さん、お母さんと子どもが一緒に協力しながら作業する姿も見られた。当初予定していた2時間よりも早く田植えは終了した。
 「時々吉祥寺のお店を利用しています。田植えを行うというので、良い機会と思い家族で参加しました。食べ物がどのように作られるか、とても興味がある。田植えを経験したことで、"紫黒米"に親近感を持ちました。これからも、このような企画があれば参加したいと思います」と、参加者の一人は田植え初体験の感想を述べた。
田植え後のみなさん
田植え後のみなさん

■『お米のすくい取り』イベントにも参加

盛況な「お米のすくい取り」イベント
盛況な「お米のすくい取り」イベント

 東京支店では毎月第三土曜日に、『お米のすくい取り』イベントを行っている。近所に定着したイベントで、1升枡でお米をすくい取り袋に詰めるもので、客は希望する回数分の金額を払う。市価よりもかなり安く、美味しいというので、両手で抱えきれない程のお米を買って帰る人の姿も見られる。
 田植え終了後、着替えを終えた参加者もイベントに加わり、お米を手にしていた。
 今回の「田植え体験ツアー」は、全農の「もっと近くに」を実践する企画だ。吉祥寺店としては始めての試みで、準備不足はあったが、成功だったといえるのではないか。参加者も子どもを含め楽しかったとの声が多く、食への理解も深まるものと期待される。最後は、「秋に、刈り取りツアーをしよう」との話で盛り上った。

(2005.6.20)


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