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農政.農協ニュース |
快適な生活空間を求め 拡がるオプティガード 《シンジェンタ》 (2/17) |
認定薬剤の「オプティガード」には、土壌処理用の『オプティガードLT』(有効成分:チアメトキサム)と木部処理用の『オプティガード20EC』(同:チアメトキサム・チアベンダゾール・シプロコナゾール)の2タイプが揃えられている。 有効成分のチアメトキサムは、ネオニコチノイド系殺虫剤の特異的なチアニコチニル群に属している。作用機作は、特定されない部位でのニコチン性アセチルコリン受容体に影響を与えるものとされている。接触および食毒(摂食毒)として作用する。 「オプティガード」の特徴は、人および動物、水生生物などに対して毒性が極めて低く、最前線での安全性を確保している。また、その兼ね備えている致死効果および残効性から「家」をシロアリからしっかりとガードしてくれる。この分野で気になる異臭もなく、大きな魅力となっている。
チアメトキサム関連では、乾材シロアリおよびオオアリ類を対象とした『オプティガードZT』、アリのコロニーに高い活性と転送性を示す『オプティガードAB』、『オプティガードGEL』などが期待されている。さらに、既に米国では登録されている『ザイロックス』(有効成分:ルフェヌロン)は新世代のベイト剤として注目される(注)。 「オプティガード」は、2004年4月から市場投入され、その兼ね備えている特徴から好評を博しているが、詳細までオープンしたのは今回が初めて。同社が真摯に快適な生活空間を求める姿勢は、ソリューションの拡大によってまもなく花を咲かせることになると思える。 (注)『プログラム』の商品名で、ペットのノミ駆除剤として、わが国でも広く愛用されているIGR剤(昆虫成長抑制剤)。 |
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(2005.2.21) |
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