 |
| 挨拶する清水教務部長 |
(社)全国食肉学校は１月14日、ホテルメトロポリタン高崎(ＪＲ高崎駅ビル)で16年度総合養成科の校外実習体験発表会を開催した。
発表会は、総合養成科26名が昨年10月６日から12月27日までの約３ヶ月間、スーパーや小売店、焼肉店など学校の教育指定店で行った実習の成果を、一人一人がテーマを決めて発表するもので、その成果を共有化し、互いに認識を深めることを目的としている。総合養成科は昨年４月の入学以来、食肉処理技術、加工品製造、店舗販売用の精肉加工技術などを学んできた。校外実習では、そのような学習内容を実践に即して学び、理解を深め、広い知識の習得が期待されている。
 |
 |
| 発表する学生 |
最初に清水教務部長が、「学生諸君は、約３ヶ月間教育指定店で実習してきました。その中で多くのことを学んだと思いますが、自分が感じたこと、理解したことを分かりやすく発表してください。そして、それをみんなの共通の認識とし、食肉全般について幅広い知識を自分のものとしてください」と挨拶した。発表は学生一人一人が６〜７分の持ち時間で、"対面販売における作業効率""ロス低減の技術・知識"などのテーマで、校外実習の経験を混ぜながら成果を発表した。
発表終了後、専任講師からの助言指導が行われ、発表内容の理解を深めるのに役立っていた。また、校外実習先である教育指定店(10企業)の指導員、父兄２名、学校関係者などの参観者からも質問が出され、学生が答える場面もあり、意見のやりとりが見られた。
体験発表会後、参観者との交流会があり、実習先の責任者と再会した学生の思い出話に、会場のそこかしこから笑い声が聞こえた。
 |
| 発表会会場 |
|
