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政府米の2万トン活用へ 農水省 (1/28)

 農林水産省は、インドネシア・スマトラ島沖大規模地震及びインド洋津波被害に対する支援として、関係企業・団体からの援助物資の提供に続く支援策を検討してきたが、新たな支援策をこのほどまとめた。
 政府米については、決定済みの国連世界食料支援計画への拠出6千万ドル(食料支援5千万ドル)のうち、一部を政府米約2万トンの係る経費に充当することで、関係省との協議が整った。既に、1万2500トンはインドネシア・メダン港に到着し、近く被災者に配給される予定である。
 また、国連食料農業機関に拠出している「アジア地域SPFS(食料安全保障特別事業)支援事業」予算の一部(20万ドル程度)を活用し、現地政府と協力しながら、民間の専門コンサルを雇用して、現地調査等を行い、インドネシア及びスリランカにおける農漁業の被災状況の把握と復興計画の策定を行う。

(2005.2.7)


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