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農政.農協ニュース |
バイオマス市場08年度には現在の8倍強に (2/18) |
(株)富士経済「2005年版 バイオマス利活用市場の全貌と将来展望」から バイオマス利活用技術・製品市場2008年には2004年の8.4倍、2920億円市場規模になるという調査結果を総合マーケティングビジネスの(株)富士経済(東京・中央区、原務社長)が発表した。 間伐材や林地残材、建築廃木材、家畜ふん尿、食品残滓などを製品、燃料・エネルギーとして利活用するバイオマス産業は、徐々に事業化が進むと同時に、最近は地域住民参加型のプロジェクトも注目を集めてきている。 また、地球温暖化対策として研究開発や事業化が世界中で進展している。その一つとして、今年2月16日に発行される京都議定書により導入されたCDM/JI事業があり、バイオマス利用による提案が数多く出されている。バイオマスの利活用は廃棄物の有効利用からそれを利用したビジネス、バイオマスを利用した第一次産業の活性化、地域の活性化に向けて動き出しているといえる。 この調査によると、バイオマス直接燃料、バイオマス発酵によるエタノール化、メタン化などバイオマス利活用技術市場の規模は、04年度は236億円(見込み)だが、08年度には1360億円(04年対比576%)に拡大する。また、生分解性プラスチック、生分解性接着剤、バイオディーゼル、バイオエタノールなど、バイオマス由来製品の市場は、04年度の112億円(見込み)から08年度には1560億円(同1393%)に拡大し、両者のトータルでは08年度は2920億円市場になると予測している。 この件についての問い合わせ先:(株)富士経済 電話03-3664-5811 |
(2005.2.18) |
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