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受賞花のデンドロビューム属
「ゴールド マウンテン」 |
世界の24カ国・地域から総数10万株のランを集めた『世界らん展日本大賞2005』(主催:世界らん展日本大賞実行委員会、後援:農林水産省、外務省、アメリカ蘭協会など)が、19日から27日までの9日間、東京都文京区の東京ドームで開催されている。
18日には、一般公開を前に審査会が行われ、個別審査部門にエントリーした1103点の中から栄えある最高賞の日本大賞には、千葉県山武郡の古山勝己さん(63歳)が出品したデンドロビューム属カスバートソニー「ゴールド マウンテン」が輝いた。
ニューギニア原産の小型種。標高約3000mの高地に自生するデンドロビュームで、日本のセッコクの仲間。1輪の花は3cmほどで70輪以上をつけた力作。受賞のポイントとなったのは、赤とオレンジ色の2色をあざやかに浮かび上がらせていること。「もっとも苦労したのは直射日光、温度管理で、保冷室の停電が心配だった」と古山さん。
開会式には、高円宮妃久子さまも来場している。
主催者展示では、15周年記念展示「四季の庭園」、15周年記念特別展示「假屋崎省吾の蘭の世界」、海外特別展示「コロンビアの蘭」、「大使夫人のディッシュ・ディスプレイ」、「12か月の蘭」、「パフィオ・ワンダーランド」などが必見と思われる。
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受賞の喜びを語る古山さん |
アート・ムーア
世界らん展日本大賞
審査委員長(アメリカ蘭協会会長)
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福原義春
世界らん展日本大賞
実行委員会副会長 |
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