農業協同組合新聞 JACOM
   
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第三者コンプライアンス相談窓口受付けスタート
−全農グループ (2/21)

 JA全農は、全農グループのコンプライアンス態勢確立の一環として、第三者機関を受け付け窓口にした相談窓口を2月1日に設置したが、その受付けが21日から開始された。
 名称は「全農グループコンプライアンスヘルプライン」。全農グループの役職員、協同会社の社員(嘱託、派遣、臨時、パートを含む)が対象でコンプライアンスに関わる事項の相談、通報を(株)インテグレックスが受ける。
 同社への相談、通報は電子メールで送る。同社では原則実名で送られた受付け事案について、匿名化して全農コンプライアンス・業務監査部に報告する。また、受付け事案について同部から相談者への質問の仲介、調査結果、対応の報告なども行う。相談者、通報者に対して不利益な扱いはしない。
 JA全農では13年12月にコンプライアンス相談窓口を設置し、これまでに累計で250件を超える相談があったという。今回、第三者機関を仲介させる相談窓口を設置したのは、相談者、通報者の安心、信頼性をさらに高め、機能の向上を図るのが狙い。

(2005.2.22)



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