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記念撮影 |
(社)全国食肉学校は2月27日(日)、総合養成科卒業前恒例の『感謝祭』を校内で開催した。
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買い物客で賑わう感謝祭会場 |
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商品の説明をする学生 |
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込み合うレジ |
感謝祭は、1年間の総合養成科の学習成果を地域住民に披露すると同時に、感謝の意味を込めて、学生が作った「牛・豚精肉」「ハム・ソーセージ」「ベーコン」「惣菜」を販売するもの。地元のフリーペーパー等を通じて地域にPRしたことや、毎年恒例となっているため地元住民に知られており、朝8時半の整理券配布時に約300人が詰めかける盛況ぶりだった。
感謝祭は午前10時半予定の開場を早め、混乱を避けるため各回の入場者を約30名として、ゆっくり買い物ができるよう配慮した。「毎年楽しみにしています。市価に比べて安いことと、とても美味しいところが気に入っています。学生さんが作ったので、安心して食べています」と、会場でカゴ一杯に精肉やハム、ソーセージを買った町内の主婦ら来場者はこんな感想を話してくれた。精肉コーナーやハムコーナー、惣菜の試食コーナーなどで、担当の学生が日頃の学習の成果を発揮して、来場者に商品説明を行っていた。また、会場の外で入場を待つ人には、“もつ煮込み”が振舞われた。学生の「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の声が響く中、家族連れ親子づれで買い物カゴいっぱいに買い物し、笑顔で学校を後にする姿が印象的だった。
総合養成科の学生は、これで1年間のカリキュラムのすべてを終わり、3月4日の卒業式を待つ。
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好評だったもつ煮込み |
美味しそうな肉に思わず手が伸びる |
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