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農政.農協ニュース |
70%が機械作業事故 −14年の農作業死亡事故 (3/2) |
農水省が3月2日に発表した「15年度農作業事故調査」結果によると、14年の死亡事故は384件あった。 事故区分別では、農業機械作業による死亡が269件で70%を占めた。そのほかは農業用施設作業は17件(4%)、機械・施設以外の作業によるものが98件(26%)となった。 機械での事故は、乗用型トラクター、農用運搬車(農業用トラック、トレーラーなど)、歩行型トラクターの3機種で8割を占め215件だった。 事故発生状況は乗用型トラクターでは、機械の転落・転倒が83件(68%)でもっとも多く、農用運搬車では道路上での機械の転落・転倒が15件(33%)でもっとも多かった。また歩行型トラクターでは、機械と立木、ハウス支柱との挟まれが24件(51%)だった。 施設での事故はハウスなど高所からの転落がもっとも多く、施設以外の事故では果樹などからの墜落、転落がもっとも多く、ほかには稲わら焼却中に火にまかれるなどや、作業中の病気、溺死などだった。 年齢別にみると、70歳以上の農業者による事故が233件と死亡事故全体の61%を占めた。男女別では男性が329件(86%)、女性が55件(14%)だった。調査は厚労省「人口動態調査」の小票を全国の保健所で閲覧、集計して出したもの。 |
(2005.3.3) |
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