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秋田の地酒コーナー |
JA全農の直営店「JA全農のお店吉祥寺(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-8)」は3月5日、「秋田県産フェア」を開催した。フェアは8日まで4日間行われる。 JA全農のお店吉祥寺は、国内農畜産物の真の美味しさ、新鮮、安全を直接消費者に届けたいという思いから、全農が初めて販売店をオープンした。昨年12月10日の開店以来、約3ヵ月が経過し、地元での知名度も徐々に浸透しつつある。
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「あきたこまち」が積まれたお米のコーナー |
今回のフェアは開店後初のイベントで、秋田県の特産品を集め秋田の味を紹介し、合わせて全農のお店の知名度を高めようというもの。
フェア前半の5日、6日はお米の試食販売と玄米販売が行われ、買い物客の主婦などが秋田のお米『ひとめぼれ』を試食し、その美味しさに5kg、10kg入り袋を買い求める姿が見られた。また、地酒コーナーでは、「春霞」「まんさくの花」など秋田の銘酒を試飲して、違いを確かめる男性の姿があった。また、大潟村産の大豆「豊粒」なども人気。
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秋田の地酒を試飲する買い物客 |
「フェアの効果が表れています。普段の3〜4割増のお客さんに来ていただいています。秋田の味を求めて来たお客さんが、あわせて通常商品を買っていかれるケースがけっこうあり、これもフェアの効果だと思います。オープンして約3ヵ月。まだ地元に定着しているとはいえませんが、これを機会に知名度を上げたいですね。できたら、このようなフェアを月に数回程度開催し、ここに来れば安全で美味しいものがある、という評判を得たいと思っています」と、副店長の衛藤雅俊氏は語る。JR吉祥寺駅南口から約徒歩5分の、閑静な住宅街の一角に「JA全農のお店吉祥寺」はある。商店街から離れた場所ではあるが、わざわざ全農ブランドを求めて買いに来るお客も増えてきた。イベントなどをてこに、地域住民に安全・安心をアピールする機会を増やすことが欠かせないものになるだろう。 |