|
||||
農政.農協ニュース |
関係予算措置の継続と拡充を要請 (6/3) |
廣瀬竹造全国農協カントリーエレベーター協議会会長はあいさつで「カントリーエレベーターが建設され始めた頃にくらべ、コメをめぐる情勢や、人々の意識は大きく変わったが、その役割はますます重要になっている。売れるコメづくりに向け品質管理の徹底を進めると同時に、利用率の向上をめざす取り組みを真剣に考えてほしい」と訴えた。その後、事務局から16年度事業報告、収支決算、17年度事業計画、収支予算が報告され、いずれも承認された。 【16年度事業報告および収支決算】 CEは昭和39年に米麦の流通拠点として導入されて以来、16年度末で全国41県、765ヵ所に設置されている。16年度事業のうち主なものでは、利用率向上、施設運営の改善、運転技術向上、品質事故防止等を目的にJA全農と(財)農倉基金との共催で、CE施設運転技術者、CE運営管理者、県本部・県連等CE指導などを対象に研究会を開催した。また16年度は5年に1回行われる“優良農協カントリーエレベーター表彰”を実施し、11JAを表彰した。16年度の一般経費は決算額ベースで、収入1818万4819円。支出は1531万5021円。次年度繰越額は、286万9798円となった。 【17年度事業計画および収支予算】 17年度事業では、16年度同様CE施設運転技術者・管理者・指導員・および経営者研修会を実施する。品質事故防止対策等への取り組みとして、9〜10月に「カントリーエレベーター品質事故防止強化月間」を設け、事故防止対策に取り組む。稼働率向上対策としては、各研修会などで取り組むとともに、県協議会による稼働率向上対策に関する取組みに助成措置を講じる。CE関係予算措置の継続と拡充について、全中、全農と連携して、国に対して要請を行う。 また、2年に1回行うCE運営実態調査を実施する。17年度の一般経費の予算額は、収入1547万円、支出も1547万円。優良CE表彰準備金は14万円を見込んでいる。 総代会では会員から「今、全国的にCEの老朽化が問題になっており、品質管理上見逃すことのできない事故も起こっている。改築などに国の補助が受けられるよう、協議会としても強く要望してほしい」との発言があり、老朽化施設の改築が急がれていることを印象づけた。 ■6名を優秀オペレーターとして表彰
総代会に続いて、第8回カントリーエレベーター優秀オペレーター表彰が行われた。表彰要領により、各県から優秀オペレーターの推薦を募り、5県6名の推薦があった。事前審査委員会および審査委員会において審査し、推薦のあった6名を優秀オペレーターとして表彰することにした。廣瀬会長から一人ひとりに表彰状と記念品が手渡された。6名を代表して星栄喜さんが、「生産者から預かった大切なコメを、消費者に買っていただけるよう大切に保管しています。表彰されたのは私達一人ひとりの力ではなく職場のみんなの力です」と、チームワークの大切さを強調した。 |
||||
(2005.6.6) |
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman |
催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | コラム | 田園交響楽 | 書評 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|