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16年産秋冬野菜の作付減る (6/10)

 農水省が6月10日まとめた平成16年産秋冬野菜の生産は、作付面積が労働力事情による規模縮小などから3%減少した。収穫量と出荷量は、台風被害などで前年産に比べ共に11%減少した。実数は▽作付面積10万5900ヘクタール▽収穫量310万トン▽出荷量231万トン。
 指定野菜では冬レタスの作付面積減少は3%だが、収穫・出荷量は18%も落ち込んだ。減少率の大きいのは▽冬ニンジン4%、17%、17%(作付面積、収穫量、出荷量の順。以下同)▽冬キャベツ4%、14%、13%▽秋冬サトイモ4%、12%、12%▽秋冬ハクサイ2%、12%、12%▽秋冬ダイコン3%、10%、9%など。
 秋植えバレイショだけは作付面積が前年並みで、11月以降の天候に恵まれ、収穫量6%、出荷量12%の増加となった。これは長崎、鹿児島、沖縄3県で全国収穫量の約7割を占める。

 

(2005.6.14)



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