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生産者と消費者の交流促す 東京ファーマーズマーケット開催 (11/1)

挨拶する榊原教授
挨拶する榊原教授
 「東京ファーマーズマーケット2005」のオープンセレモニーが11月1日、千代田区・丸ビル1階マルキューブで行われた。東京ファーマーズマーケットは、全国から集まった生産者と消費者をシェフ(料理人)がつなぎ、美味しい関係を築くことをめざし、1日〜6日まで7日間行われる。丸の内地区、銀座地区の2地区を会場とし、156の個人・法人・団体が102ブース(丸の内47ブース、銀座55ブース)を出展している。
 オープンセレモニーでは、主催者を代表して榊原英資慶応義塾大学教授が、「昨年の夏、“農林水産業から日本を元気にする国民会議”を立ち上げた。農林水産業を活性化することで、地方経済の再生を図ろうという様々なプロジェクトに取り組んでおり、ファーマーズマーケットもそのひとつ。楽しみながら生産者と消費者が交流を図る、そんなイベントにしたいと考えています」と、生産者と消費者が互いに顔の見える関係を築くことが大切だと訴えた。
 このファーマーズマーケットは、同国民会議(代表幹事:宮澤喜一元内閣総理大臣)が事務局となり、個人、法人、団体で実行委員会を構成。ブースはビル周辺のスペースに設置され、付近に勤めるサラリーマン、OLや、都心に出かけてきた人などが各ブースを覗き、各地の特産品を買い求める姿が見られた。なお、有楽町の東京国際フォーラムなどで同時に食文化セミナーや料理教室等関連イベントも行われる。
農産物を買い求める来場者
農産物を買い求める来場者

 

(2005.11.2)


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