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農政.農協ニュース |
引き続き健全な経営を維持 JA共済連上半期業績 (11/29) |
◆長期共済前年同期比108.9%と好調 JA共済連(上原寿宰理事長)は、このほど17年度上半期の業績をまとめた。それによると、長期共済新契約高は、保障共済金ベースで19兆4837億円で、前年同期比108.9%と順調に推移している。共済種別にみると、生命総合共済は前年同期比83.0%の5兆4011億円と昨年実績を大幅に下回っているが、建物更生共済は昨年度に頻発した自然災害によって保障ニーズが喚起され同123.8%の14兆819億円と大幅に増加している。 ◆総資産は6120億円増加 総資産は43兆2101億円(前年同期比101.4%)と昨年同期よりも6120億円の増加となっている。また、総資産のうち運用資産は41兆9865億円(同101.6%)となっている。 ◆経営指標、良好な水準を確保 主な経営指標についてみると、まず基礎利益は自然災害にかかる支払準備金の減少などにより前年同期より169億円増加し、1642億円(前年同期比111.5%)となっている。 ◆前年同期より支払余力比率増加 17年度上半期の支払余力比率は811.5%で、昨年同期よりも68.1ポイントの増加となっている。 これらの数値をみると、それぞれ良好な水準を引き続き確保しており、健全な経営状況を維持しているといえる。しかし、先に推進実績の速報値が公表された段階でも指摘したが、「ひと・いえ・くるま」と生保・損保両分野にわたる総合保障がJA共済の最大の魅力だといえるが、自然災害に対する保障ニーズが高まっているとはいえ「いえ」に偏った推進が一段落した後での生命共済の推進はより厳しい状況が考えられるので、17年度下期以降にどのような対策を講じるのか注目していく必要があるのではないだろうか。 |
(2005.11.29) |
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